行田市 H様 Nワゴンカスタム 左前損傷 板金塗装
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[after]
| メーカー | |
|---|---|
| 車名 | N-WGNカスタム |
| 年式 | 平成26年 |
| 施工箇所 | 左フロント バンパー、フェンダー、ライト、足回り、骨格 |
| 依頼内容 | 左前を大きく損傷してしまったため保険で修理したい |
| 修理内容 | 損傷している左前付近、左側面、左前足回り、衝突により変形してしまった骨格 の修理板金、調整、部品交換、塗装を行いました。 |
施工の流れ
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左側損傷

左前損傷しています。
逆光で見えにくいですね。すみません・・・ -
分解

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損傷部

足回りが損傷しているためタイヤの向きがおかしいですね
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損傷部

左ドア付近から後ろまで傷があります。前方から押されているため、中の骨格まで損傷が及んでいる状態です。
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損傷部

前から押されているため、左ドアとフェンダー部分の隙間がありません。ドアが開かない状態です。
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右前

右前に見た目は大きな損傷はありませんでしたが、骨格全体が左下方向に引っ張られていましたため、右側も骨格調整する必要がありました。
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測定

測定装置に設置し、損傷部分を分解した後、各主要測定ポイントをスケールを用いて図ります。車体固定方法もとても重要です。
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フレーム修正

車の大事な骨格が曲がっていましたので、修正機でフレームを直していきます。大変重要な骨格の部分ですので、測定と修正がしっかりできていないと、部品がきちんと付かなかったり、完成したとしても、後々異音が発生したりタイヤが偏摩耗したり走行に支障をきたすようになります。
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フレーム修正

1㎜間隔で正しい位置に、硬いフレームを修正していきます。当社のフレーム修正は、多方向から同時調整するため、より正確な修正が可能です。
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フレーム修正

修正方法にも経験が大きく関わってきます。ただ引っ張ればいいものではなく、フレームの反発も計算して修正しています。
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骨格交換

車体の軸となる重要測定ポイントを正確に調整したのち、そこに付随する骨格を再測定しながら交換します。
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骨格含めたインナー塗装

ボディ内側のフレーム部分を防錆処理をして塗装を行います。
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足回り交換

損傷・変形してしまったサスペンションやダンパーなどを交換
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下回り、油脂類交換

ステアリングギヤボックスAssy、ラジエータ、コンデンサなどの交換、オイル類、冷却水、エアコンガスを新しいものに交換します。
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ホイール修理

アルミホイール表面に深めの傷がつきましたが、変形まではしていなかったため、磨いて塗装しなおします。
*アルミホイールの塗装もできますので、傷が気になる方、少し色を変えてみたい方はお問合せください。 -
塗装

ボンネット、左ドア前後を取付けし、足付(塗装との密着を高めるための塗装面研磨作業)を行い、塗装ブースへ移動。塗装を行いました。
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完成

塗装終了後、バンパー等その他部品を取り付け完成です。
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完成

お客様へお渡し後、不具合が発生してしまっては安心をご提供できたとは言えませんので、走行テスト・コンピューターチェック・ホイルアライメント調整等、走行に関わる重要な最終チェックを行います。




担当スタッフのコメント
損傷している部品を全て取外し、まず変形してしまった骨格の調整を行い、新しく取り寄せた部品を取り付けていきます。部品によってはリサイクル部品を使用したり、修正できるパーツは当社で修理して再利用しました。
少し時間は頂戴しましたが、細かいところまでしっかりとした板金塗装ができて、お客様へ安心をご提供できたかと思っております。ご依頼いただきありがとうございました。